個人事業主の皆さんに悲報~インボイス制度とは~

うぃっ、千葉で独立、開業しているしろゆです。
今回は巷で消費増税が騒がれている裏で、別の制度が決定されていることをご存知でしょうか?
2023年10月から開始される…その名もインボイス制度。
正社員の方々は全く気にしなくていい制度ですが、
フリーランスエンジニアや、一人親方などの個人事業主のほとんどが該当する超重要な制度です、
是非知っておきましょう。
さて、早速ですが結論からお話ししますと
今の所では!インボイス制度とは、個人事業主から消費税を支払わせる制度です。
※超究極省略説明です。
例えば年間500万の売上に対し、国に10%の消費税、つまり50万払ってね?というものです。
今までは年間の売上が1000万以下か以上かで、その消費税を払うか否かが決まっていました。
しかしこれからは個人事業主全員払いましょう!ってな感じです。
超超極端に説明するとこういう事になります。
実際細かく説明すると違うのですが、彫り上げてくとかなり拘束力のある内容なので、こう解釈してしまった方が早いというのもあります。
もう色んなサイト、もしくはYOUTUBE等で沢山上がっているので
細かく、詳しく、丁寧に知りたい方は是非他のサイトで見て下さい(笑)
問題と解決方法
まず問題は簡単にいうと消費税分年収ダウンです。
今でいえば10%。
消費税の増税は10%がゴールではないと言っているので、これからます大きくなることでしょう。
そうなると年収ダウンの%が余計増えていくという事です。
そしてもっとヤバメな問題ですが、
個人事業主を囲って仕事を展開していってる中小規模の会社が下手したら潰れるということ。
これは若手の人材を業務委託として回している会社に言えることですが、
ある程度知識、技術が固まってきたフリーランス達の年収がインボイス制度によって下がります。
すると、フリーランス達はより良い委託先へ移動したり、場合によっては正社員として転職活動をしたり
そういった別の行動をするキッカケになります。
そういう会社は1人、2人でも辞めてくと大打撃となり、
残っている人間に大きなストレスを生じさせます。
結果負のスパイラルが生まれ次々と辞めていくと……ボンです。
大袈裟wwwって思う方もいるかもしれませんが、小さな会社は本気でキツイのです。
既に今いるメンバーのみでギリギリの仕事量をこなしているような所はまさに、です。
そうなっていくと仕事の受注先が減っていき、、、業種によっては厳しい世の中になるかもしれません。
気になる解決方法ですが、単純に3つです。
1つは、元々消費税を支払わねばならない年間収入1000万円の壁を超えればいい話です。これでこの話は終わり。
2つ目は、正社員になること。もはや関係のない畑に行けばいい。
最後の3つ目は、諦めること。
解決にはなってないですが、相手が国なので分が悪いです。
そこにいつまでもグチグチねちねち言い続けてもストレスになるだけでパフォーマンスは上がりません。
思いっ切って諦め、何か模索した方がマシかと。。。。
とまぁこんなところです。
インボイス制度そのものに関しては2023/10から開始。予定では無く、実施されます。
ただ私としてはここ最近の経済で本当にやるのか甚だ疑問です。
今年の8月あたりには不景気の象徴と言われる逆イールドが発生し、
迫る翌年、翌々年を前にしドイツ銀行破綻寸前。
中国経済も破綻目前、韓国も軒並み不景気。
イギリスのEU離脱に加えて、世にはびこる金融商品・レバレッジドローン問題。
その金融商品は日本の金融会社も握ってしまってるため、日本経済にも爆弾の導火線に火は着いておりますが…
こんな世の中になっているのにインボイス制度とか始める国とかあんの?馬鹿じゃないの?とか思ったりしますがね…
日本を更に更に更に不景気にしそうな気がして怖いです…。
もしかしたら延期しまーす、という事になるかもしれませんが
とにかく楽観視せず、現在収入年1000万以下の個人事業主達は打開策を考えていきましょう。
以上、しろゆでした。