家電製品エンジニアで独立、気になる収入

うぃっ、千葉で独立、起業している しろゆ です。

ここでは家電製品エンジニアでの独立、起業ついて色々書かせて頂きます。

 

目次

・家電製品エンジニアとは

・家電製品エンジニアの給料

・家電製品エンジニアの業務の流れ~メリット・デメリット

 

 

家電製品エンジニアとは?

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、職業として、また資格試験(民間資格)としても確立されており
立派なお仕事です。

その内容は簡単に言うと

家電製品の修理です。

 

難しそう、、

修理は無理だ…。

 

という方でもご安心を。

基本的に未経験可です。

そして業務委託先でしっかり研修があり、その期間でさえも既に日給は入ります。

 

そもそも技術力はまるで必要なく、機械のキャビネットをあけて

壊れてる部品と新品の部品を交換するだけ。

早い修理だと15秒。

平均30分くらいで修理完了するのが一般的です。

 

かつて僕は大手家電メーカーに努めており、そこの修理部門に配属しておりました。

高卒出のアホの僕は

「そんな毎日修理なんてないでしょ、暇なのでは?」

と考えていましたが、ところがどっこい。

20人以上はいる外勤(修理)スタッフでも捌ききれない程の修理依頼が入りまくり…

毎日残業の嵐でした。

それほどに仕事の依頼はあるということ。

社員としては地獄ですが、独立・起業組としてはこれ以上ない有り難さです。

 

 

 

 

家電製品エンジニアの給料※一人の場合

お給料 ★★★~

閑散期2月~4月…40万~50万
繁忙期7月~9月…60万~80万

 

1件あたりの売上
簡易修理…2000~5000円

基本修理…5000~8000円

難修理 …12000~18000円

 

併用できる職種
・エアコン取付
・エアコンクリーニング

 

業態:業務委託、請負、代理店

 

経費:ガソリン代ぐらい

初期に掛かる工具代金は何を修理するかによりますが、どんなに高く見積もっても20万。

僕は8000円の電動ドライバー一つで80万稼ぎました(笑)

 

 

 

 

家電製品エンジニアの業務の流れ~メリット・デメリット

 

流れと致しましては

 

我々が独立し、請負元となるのはコールセンターが振り分けた先のサービスセンターになります。

お気づきでしょうか?

サービスセンターへ業務委託として入ることが出来れば、独立・起業の一番の難所がクリア。

それは

営業不要!!!!!

ということ。

 

これがどれほど心の安心材料になることか…

何もしなくても、ただただ仕事が入ってきてくれ、それを淡々とこなすだけ!

 

最近ではメーカーと直接請負契約出来ないところも増えてますが、

メーカーの下請け会社はそこらじゅうで募集してます。

 

私達の身の回りで家電製品がなくなるということがあるでしょうか?

いや、ない!絶対に!

それに対し必ず故障は起こってきます、必ずです。

そしてこの先AI可が進んできて

レジも、倉庫荷物の振り分けも、車の運転さえも

すべて機械化されたとしても!

家電製品の修理の機械化は無理です!

 

故に、将来的にも確立されているビジネスだということ…

今のところは…ですが。

 

懸念される点としては、最近の多くの家電製品の安値が更新されつつあり
かつての値段は見る影もありません。

 

既に飽和状態と思われるほど多々あるメーカー達が鎬を削るなか、

まだまだ新規参入のベンチャー企業が多くあります。

 

ここから予想される問題点は

・企業側の経営難により、請負契約解除

・買い手の、修理よりも新たに購入し直すという心理(依頼が減る)

 

でしょうか?

 

前者の契約解除に関しては取るに足りません。

別のメーカーと契約すればいいだけです。

 

しかし後者の問題はやや深刻…

といっても現状、安値が更新されているのはもっぱら黒物家電、いわゆるTVやレコーダーといったもの。
現に黒物家電の修理依頼は年々減っており、修理分野のオールマイティ化をご自身で築かないといけないのは確かです。

ガス冷媒を使ったエアコンや冷蔵庫等は製造の基本コストが違うので、やはりまだまだ高いです。

新たな新冷媒が作られれば話は変わりますが、今のところは大丈夫かと思います。

 

ゆくゆくの安寧を確立したい方、単純に閑散期を嫌う方などは

下記の併用できる職種を見てみて下さい。

 

 

関連性の高い職種

・エアコン取付

・エアコンクリーニング