鍵師で独立、気になる収入

うぃっ、千葉で独立、起業している しろゆ です。
ここでは鍵師での独立、起業についてお話していきます。
目次
鍵師の仕事とは
鍵師のお仕事は
・鍵・セキュリティ商品の販売
・合鍵の作製
・鍵の開錠
でしょうか。
実際のところ、鍵の販売や合鍵作成については言うまでもないですが
これらは日々コンスタントに売り上がるものではなく、鍵の開錠依頼と同時に行うケースが高いです。
鍵の開錠とは、鍵の紛失・破損により開けられない言わば緊急事態に行うもの。
一般の人間には出来ないものの、こうした事態に対応できるのが鍵師です。
鍵を無くしたから開けられない、鍵が壊れたから開けられない。
無事に開錠出来たとして、今後開け閉めはどうするのか?
このタイミングで基本的に新しい錠前の販売もしくは合鍵作成に入ります。
正直なところ、緊急事態故に相見積もりなどしてる暇もなく、言われるがままされるがままのケースが殆ど。
1回の開錠&錠前交換で5万円などいったりします。
でも仕方ないですよね…。
よくホームページには8000円~…と書かれていますが大抵その金額では終わらないです。
酷い会社ですと出張費は担当者(業務委託者、代理店)個人に任せるという所も。
故に全く同じ状況で同じ会社から訪問しても値段が違うケースも。これはひどい…
しかし鍵開錠などの緊急事態の場合の料金はブラックボックス化され、あまり広まってないせいか
もはや高額な値段を吹っ掛けられても最終的には「もう仕方ない…」と諦める人も。
正直結構……業界的に…闇が…w
いや、私が入った会社がたまたまブラックだったのかもしれません。
しかしそんな鍵師ですが、仕事としては超専門技術を要します。
鍵開錠には相当な集中力がいり、鍵穴を覗いて特定のディスクシリンダ、ピンシリンダを押す
レーキングやピッキングなどの技術のほか、
玄関などのドアスコープから特殊なオープナーを挿入してサムターンを回す「サムターン回し」、
更には鍵がなくても鍵穴を読んで鍵を作成するインプレッションという高等技術まで様々。
この技術を身に付けるには
・鍵師育成学校に入る
・鍵師会社に入社する
の二つしか思いつきません。
独学は難しいとかいうレベルではないですし、
そもそも専門道具が必要なのですが、専門会社や卸業者などから購入するとえません。
管理人しろゆは鍵学校+入社組で、錠前技師として登録されているので普通に購入することが出来ます。
正直食い扶持としては難しいかもしれません、他の職種と併用するのがいいかと思います。
鍵師のお給料※一人の場合
お給料 ★★~
売上 10~200万円/月
閑散期 なし
繁忙期 なし
家庭用の鍵関連 8000~30000円/件
車の鍵関連 10000~100000円/件
ロッカー、デスクの鍵関連 5000円~/件
簡易金庫の鍵関連 5000円~/件
業務用金庫の鍵関連 30000円~/件
関連性の高い職種
・清掃ビジネス、オフィスクリーニング(アパート・マンション管理会社関連)
業態:業務委託、請負、代理店、社員
経費:キー、シリンダーの仕入れぐらい。あとはガソリン代。
鍵師の仕事の流れ~メリット・デメリット
まず端的にお話しすると、今はもう鍵師単体で生きていくのは難しいです。
理由はいろいろあります。
・仕事そのものがない
・仕事時間が不規則すぎる
・ガソリン代がハンパない
まず仕事そのものの低下ですが、合鍵作成関連の仕事はもはや専売特許ではありません。
キーマシンというかなり精度の高いキーを作れる機械でもう作れてしまいます。
つまり合鍵はもはや専門技術ではないという事。
ホームセンターやイオン等のショッピングモールの一区画にも合鍵作成のお店はあります。
それに鍵開錠の仕事の依頼があったとしても、深夜帯や早朝が多いです。
そして物凄く走ります。運よく同じエリアに開錠依頼が立て込めばいいですが、
会社が東京にあるのに1件目が横浜、2件目が千葉と僕はアホみたいに走ってました。
それも場合によっては途中でキャンセルなど、中々ストレスが溜まります。
もしやるなら、複数の会社と業務締結し、鍵師として動けるエリアを狭めましょう。
いずれにしても不動産管理会社さんと仲良くなる機会は沢山あるので
管理会社の管理するアパート、マンションの清掃の契約をし、退去時に空室清掃、そして鍵交換など
持ちうる技術をフル活用し、より安定した収入&より高い収益を目指しましょう。
鍵学校に入れば間違いなくその技術は手に入りますし、
興味本位で行ってみるのもいいでしょう。
1~3ヶ月程度でそこそこ覚えられます。
おおよそ30万円もあれば習得可能です。
独立・開業・起業をしたい時は
鍵師を募集している会社に片っ端からアタックするか、
鍵師会社に正社員として入社するか(給料は固定給+歩合が多い)
フランチャイズ・代理店として独立しましょう。ただし加盟金等はかなり高額です。
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