清掃ビジネス、ハウスクリーニングで独立、気になる収入
うぃっ、千葉で独立、起業している しろゆ です。
ここでは清掃ビジネス、ハウスクリーニングについて色々お話します。
目次
ハウスクリーニングのお仕事とは
ハウスクリーニング、お掃除屋さんとはエアコンクリーニングの仕事と違い
オールマイティに清掃する仕事です。
作業項目を細かく分類していきますと
・エアコン
・ベランダ・バルコニー
・水回り（キッチン、シンク、換気扇・レンジフードなど）
・フロア
・お風呂場（バスタブ、エプロン内部、フロア～天井まで）
・各お部屋
・空室清掃
・特殊清掃
さて、名前のとおりお家の清掃ですが一つに括るには余りにもカテゴリが多いです。
それぞれの汚れに的確な洗剤をチョイス、または調合し除去。
正直技術力は皆無。洗剤吹きかければ90％終わる仕事なんで。
そして必要なのは知識力。冗談ではなく、間違えた調合をすると死にます。
よく次亜塩素酸ナトリウムと酸性洗剤を混ぜてしまい塩素ガスを発生させてしまう事件があります。
未だに死亡する事故が相次ぎ、誤った知識で望むと大変危険。
しかし、１件１件時間的にも非常に高単価で、年中稼ぎやすいです。
言わずもがな年末の大掃除シーズンは仕事が相次ぎ、稼ぎどころです。
そんなハウスクリーニングですが、空室清掃・特殊清掃は特別です。
空室清掃とは、賃貸マンションやアパートの居住者が退去した後に入る清掃ビジネスです。
それぞれの間取り、１Kから３LDK、４LDKぐらいまでが一般的か…いずれも基本的に稼げません。
※僕は稼げませんでしたｗ稼げてる人はすごいなと思いますｗｗ
まず、時間が掛かり過ぎます。効率よくやっても１Kの間取りで１日に２部屋が限界。
１K１部屋の売上は1万ちょっと、高くても1.8万円ぐらいです。
しかも所要時間は５～６時間、慣れてないと8時間はいきます。
ちなみに例を上げて申し訳ないですが、エアコンクリーニングのお掃除付きですと２時間で1.5万くらいは稼げますし…
効率がいいと5台は出来ます。日給7.5万です。
丸々１日働いて空室清掃は日給2～3万ちょい。
あからさまに時間効率が悪い。
しかも結構疲れます。
余談ですが、とある仲間がフランチャイズ加盟募集していた空室清掃会社さんへ入ったものの
いつまで経っても研修が終わらず稼げないという、あくどい商売を営む経営者もいるのでお気を付けください。
そういう事しないと稼げないのかな？という考え方が僕に浸透してきて、妙に納得しちゃいました。
仲間内の清掃ビジネスを経営する女社長さんがいらっしゃるのですが、最近はもう空室清掃やってないみたいです。
無駄なのでヤメタ、っと言っていましたｗ
ただ鍵師スキルと併用すると、悪くはありません。
空室になった段階で鍵を換えます。
鍵交換は１～３分で終わるのに3000～5000円売上が発生しますので、参考にどうぞ。
そして最後の特殊清掃ですが……
こちらは並みの精神力しかお持ちでない方は回れ右した方がいいです。
この仕事は簡単に言えばご遺体ルームクリーニングです。
昨今、孤独死などが多くなる形でこの手の仕事が増えております。
通常のハウスクリーニングとは一線を画し、技術力・知識力・精神力全てを兼ね備えないと出来ない
プロ中のプロがやる仕事です。
汚染・感染リスクがあるのは勿論ですが、一番難易度があるのは死臭消臭です。
基本、手を出さないのが無難です。普通の人がやると暫くはご飯食べれなくなるみたいですよ。
しかしながら特殊なだけあって売上は相当です。
知人の方が特殊清掃・遺品整理ビジネスを営んでいるのですが１ヶ月の売上平均は500万以上です。
ただ、なんていうか…お金とか単に食い扶持とか、そういう概念でやれるような仕事ではないですね…
心構えがもう聖人のそれです。
もし現代の高齢化社会へ社会貢献したいと思うのであればチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
さすがに僕もこのビジネスは手を出していないです。
ハウスクリーニングのお給料※一人の場合
お給料 ★★★★～
閑散期 特になし
繁忙期 基本年末。10～12月。
売上
ハウスクリーニング…月40～100万
空室清掃 …月30～50万
特殊清掃 …月40～250万
※それぞれ清掃カテゴリの料金は、実際に「ハウスクリーニング 見積もり」
で調べてみて下さい。面白いですよ。
業務委託、請負、代理店の手数料・ロイヤリティ・フィーなどを差っ引くと
おおよそお見積もり料金の70～80％が独立した際の自分の売上と考えていいでしょう。
ただ％は業者によってかなり開きがあります。
関連性の高い職種
業態：業務委託、請負、代理店
経費：各種洗剤やウエス。売上の10％程。※特殊清掃は除く
・ハウスクリーニングの流れ、メリット・デメリット
当たり前なんですけど、ハウスクリーニングとはお掃除のプロです。
床面、フロアのワックス掛けは当たり前ですがキッチンシンク、洗面台などの流し場や
エアコンやレンジフード、換気扇などの分解・清掃。
お風呂場等のバスタブ、床タイル系統からおトイレなどの陶器類クリーニングまで、
基本清掃に必要な知識・技術が全て詰まってます。
はっきり言って覚えておけば今後食い扶持に困ることはないでしょう。
この能力を得るためにも、業務委託、代理店から募集している企業へまずはお話だけでもしてみる価値はありです。
向こうも今や人手不足に陥っているので、WIN-WINです。
いっときの加盟料金や専門道具一式は確かに高額かもしれませんが
ここまで全て覚えていた場合、取引先もとい新たな委託、請負先は山程見つけられます。
・清掃会社
・不動産管理会社
・リフォーム会社
・各種法人、飲食店、個人宅
などなど、多岐に渡ります。
それにこのご時世です、ネットに出すだけで嘘のように仕事が入ってきます。
本当の意味で独立することが出来るかもしれません。
しかしそれだけに同じことを考えている人も…つまりはライバルも多いです。
いつか価格の下げ合いになり、価格破壊を起こす可能性もあるかもしれません。
昔儲かっていたはずの空室清掃ビジネスは今や見る影もないですし…。
ですが現在はお掃除マイスター、整理整頓・収納アドバイザーなどの民間資格も周知されつつあり
年々清掃に関する美観意識は増す一方かと思われます。
当分心配ないかと思われますが、独立・起業、開業する以上
自分の身は自分で守らねばなりません。
関連する職種を確認し、
積極的に身につけられる技術を増やしていきましょう。
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