エアコンクリーニングで独立、気になる収入

うぃっ、千葉で独立、起業している しろゆ です。
ここではエアコンクリーニングでの独立、起業についてお話していきます。
目次
エアコンクリーニングの仕事とは
見たまんまです。エアコンのクリーニングがお仕事。
エアコンを分解し、本体・各パーツをアルカリ性洗剤を高圧洗浄機で吹き、その後きっちりリンスする。
専門性が高く、独立、起業しやすいお仕事です。
さて、まず種類ですがエアコンは大分類すれば2つの種類があります。
お家につけるルームエアコンとお店につけるパッケージエアコン(業務用エアコンともいう)
そしてここから更に区分すると
こういった具合になる。
技術的な観点からお話しすると、エアコンの取り付けより難しいです。
エアコンの取り付けは、配管のフレア加工という部分だけ慣れが必要なだけで
覚えれば全てのエアコンに共通する技術なので、ある意味抑えるポイントは少ないです。
しかしエアコンクリーニングは分解が必要です。
しかもダイキン、パナソニック、シャープ、富士通、三菱、東芝、日立の大手家電メーカー他
調布、コロナ、アイリスオーヤマやハイアールなど、かなりのメーカーが販売。
それらに対し分解方法が異なってくるので、技術的に慣れるのに時間が掛かります。
ノーマルエアコンは大体似通うのですが…お掃除付きはかなりの難易度です。
特にある年代のシャープ…僕らは「悪魔のT」と呼んでいますが、
このTタイプのお掃除付きエアコンは分解したら組上がらないというヤバすぎるもの。
僕らは慣れているので組み上げ出来ますが、お掃除屋さん達…○○キン、○○本舗さん達から
「無理です」
「うちは出来ません」
「タスケテ」
等の依頼が続出。
プロでも匙を投げるレベルの酷さです。
そしてこれは家庭用エアコンについての話で、パッケージエアコンは別物。
パッケージエアコンとは飲食店、オフィス等の天井に付いている大きいエアコンの事です。
これらのクリーニングは、家庭用のエアコンと違い電源コードがブレーカーから直結されているので
コンセントを外すということが出来ない為、まず専用ブレーカー探しから始めます。
大抵は建物の管理者が分かっていたり、見つけやすいところにあるのですが、、、
建物が古いと結構凄いところに付いてたりするので、そもそもエアコンクリーニングする前から時間が掛かることも。
分解や知識の点から、やや難易度が高いかもしれません。
エアコンクリーニングのお給料※一人の場合
お給料 ★★★★~
閑散期 1~5月 30万~50万
繁忙期 7~9月 11、12月 70万~120万
ノーマルエアコン 6000~10000円
お掃除付きエアコン 12000~20000円
パッケージエアコン 25000~40000円
関連性の高い職種 ・家電エンジニア ・エアコン取り付け
業態:業務委託、請負、代理店
経費:洗剤、マスカーなど。売上の5%以下。ほぼない。
エアコンクリーニング業務の流れ~メリット・デメリット
エアコンクリーニングのお仕事は、冒頭お話ししたように専門性が高く難易度がやや高めです。
しかしその分一件の売上単価が高く、作業時間も短いのがメリット。
繁忙期は1日に一人で6~8万円売り上げたりと、なかなかです。
業務委託先、請負元、取引先と致しましては
・家電メーカー
・家電量販店
・お掃除屋
・不動産管理会社(賃貸系)
最近ではネットで売り出すのも容易なので、どこに属さずともフリーランススタイルで仕事もできます。
売上も、仕事の幅も上々ですが、デメリットとしては
・技術力、知識力が必要
・単純に汚い(カビとか油汚れとか)
・結構疲れる(高圧洗浄機やら洗剤やらタオルやら道具が多い)
などなど。
そして閑散期ですが、委託先・請負元を間違えると全然仕事が来ません。
僕も一時期は月に3回ぐらいしか働けず、死ぬかと思いました。
オフィス関連と繋がりのある委託先ですと、本来の閑散期である年度末付近に
予算を使い切りたい企業がエアコンクリーニングを依頼してきます。
病院やオフィスビル、月に100台近い業務用エアコン洗浄依頼が入ったりすることも。
しかしながら、業務用エアコンの洗浄は一人では限界がありますので、委託先でチームを編成したり、
自分がリーダーになって仲間を呼んだりするのもいいでしょう。
取り付け業務や、家電製品の修理などと違い同じクライアントから定期的に依頼が入る可能性がある仕事なので
丁寧に仕事をこなしていくうちに、自然と再度ご指名が入ったりしてきます。
またエアコン取付業務と併用することで、年数が経った古すぎるエアコンに対し、ただキャンセルするだけでなく
自分で販売→取り付け→旧エアコン処分するなど業務の幅が広がります。
現在では多くのふらんフランチャイズ加盟店や代理店が鎬を削る職種になり
注目を集めるお仕事となっている一方、
いずれかのタイミングで価格破壊が起こる点は、懸念要素と言わざるを得ません。
かつてはノーマルエアコン洗浄作業が1.5万円だったのに対し、
現在酷い所では5000円と銘打ってるところも。
どんな洗浄してるのか不思議ではありますが、こう価格を下げられると自分も下げざるを得なくなる場合も。
故にいつか価格バランスが崩壊してしまう前に、別の職種と併用していくのは手かもしれません。
関連性が高い職種は