独立のきっかけ

うぃー、千葉で独立、起業している しろゆ です。
初めまして!!!
月収15万のクソ大手正社員の僕が、独立して月収100万を手にするまでの…
とりあえず生い立ちでも話していこうと思います(笑)
興味ない方は飛ばしてくださいw
~目次~
18歳、工業高校卒業した僕は大学へ行くという大金をはたけるほどお金もなく、
また僕という人間が怠惰を極めてるせいか、もうレポートやら課題やらやりたくなかったわけで…
とりあえずそのまま就職してしまいました(笑)
結論から言うと、社会人の方が課題やレポート、勉強にテスト(社内試験、民間試験)や
細かい業務報告などやることが沢山で学生より大変。
まぁ当たり前なんですけどね…w
高校卒業に至るまでそこの考えに到達できない浅はかさ、史上まれにみるバカなのでほんと申し訳ない
僕が勤めた会社は大手家電メーカー、所属はサービスエンジニア課
いわゆるアフターサービスを専門とする部署です、簡単に言えば修理屋です
~メーカーとして襲い来るクレームの嵐~
思えば今まで飲食店でバイトをしており、たまに変な客もいる訳で時々嫌な思いをしたりしました
というかバイト経験者なら誰しもしていると思います
しかし修理屋はその比ではありません。
通常接客とは、お客様が何かを求めご来店し、商品やサービス等の購入、そしてなにかあればクレームという この一連の流れがあります。
一番最後のなにかあればというのが「なにもなければ」いいのです
しかし修理という仕事はお客様の100%中100%がその「なにかあった」からご連絡が入る訳で…
壊れた!使えない!どうしてくれる! 迷惑してるのに金払えだと!?ふざけるな!部品を取り寄せる?早く直せ!!!
とまぁ言いたい放題です…でもご迷惑をおかけしてるのは間違いないので、本当に申し訳ないと思います
自分が同じ立場なら嫌ですしね;;
故に、クレーム発生率が非常に高いのです……
~給料が酷いw~
仕事なので致し方ありませんが、肝心のお給料がまぁ低いこと低いこと
高校卒業し就職した仲間の中でも お給料は中の下 、勤務時間は上の上です、それでいて残業は半分もカットです
月によりますが、多い月は100~150時間残業します
それでも半分程度しかつけてもらえず、段々と気持ちが上がらなくなり、
いつしか 辞めたい、転職したい、 と思うようになりました。
いわゆるブラック企業というものだったんですね…気付くの遅いけど…w
こんな仕事してるのにこんな給料じゃ…という思いが周りでもあったのか
事実、数年後には同期の50%近く退職してました
また、若気の至りか(笑)できちゃった婚した同期なんていましたが、
家族を養えるはずもなく、すぐさま転職
上司たちもお金がないから飲み会、忘年会はちょっと…という流れはもはや定番。
こんな…いつか出世したとしてもこのレベルだなんて絶対にヤダw
ここで転職を決意し、23歳にて在職中に転職活動をし、
無事転職を果たすこととなりました。
転職した会社はお給料や福利厚生など、前職と比べるといわゆるホワイト企業というやつでしたが
正直、あまり人間関係が良くなく面白くはなかったです。
そんなこんなで約半年が過ぎたころ、前職の関係者から電話がありました。
内容としては、忙しすぎて皆死にそうだから戻ってこないか?というものでした(笑)
個人的には知ったことか、という感じでしたが
正社員として戻るのではなく、業務委託として戻ってこないかというお誘い
これが僕の人生を大きく変えました。
~業務委託とは???~
業務委託、請負、一人親方、協力店…
色々な呼称はありますが、その実態は個人事業主です。
正社員の皆さんは月の給料は固定のはずです。
残業代や、営業の方ならインセンティブなどで多少は変わってくるでしょうが
基本的にベースとなるお給料があるはずです。
それに比べ、個人事業主は完全歩合制という
やらなかったらゼロ、やればいくらでも入る、
という給料体系なのです。
今まで正社員として働いてきましたが、心の奥底で
「こんなに働いても給料一緒…」
という、どうもモチベーションが上がらない、という事が多々ありました。
皆さんにもあるんではないでしょうか?w
転職先でもその想いはあり、給料が上がったのにも関わらずワクワク感はありませんでした。
僕はバカですが、バカなりに一生懸命考え…
結果、業務委託として古巣に戻るという異形の出戻りを果たしました。
~業務委託START~
業務用に買った安い中古車の軽バンを走らせ、家電製品の修理に勤しみました。
とにかくがむしゃらに回った。
他の人が1日6、7件というところを10~12件、毎日回った。
やはり完全歩合のおかげか、今までと同じ仕事をしているハズなのに楽しくて仕方がない…
1件完了する度に3000~10000円の幅で売上が立ち、
開業初月の売上は実に50万を軽く超え、個人的には上出来だと感じた。
僕の業務内容は、家電製品…といっても主にTVとレコーダー、オーディオ関連という黒物家電の修理に携わっていた
逆に白物家電は冷蔵庫、洗濯機、エアコンといったものだが、これらのジャンルには一切手を出さなかった。
このジャンルに手をつけなかった理由はいくつかある
それは
・黒物に比べ、重い(仕事が大変、時間が掛かる)
・黒物の方が平均単価が高い
・1度で終わらないケースが多々ある
※歩合制故に修理完了しないと売上ゼロ
の理由があげられる
もちろん時間は掛かるが、完了時は1件15000円ほどにもなるものもある。
私の中で、エアコンを得意とする同じ個人事業主のおっちゃんとは良きライバルで
売上をよく競っていた(笑)
夏場のエアコンシーズン、まさにおっちゃんの時代だ
処理件数はおっちゃんは月に120件程の完了件数をあげ、私は黒物で200件を超えた
売上結果はおっちゃんが90万、僕は100万を超えました。
ここで僕にとって、とある検証が終わりました。
それは白物は覚える必要があるのか、そして白物の方が稼げるのか
たまたまかもしれないですが、この年の夏場で僕がおっちゃんに負けたことは一度もありませんでした。
独立のきっかけはまずまずこんなものです。
次回は
様々な独立ネタ、独立方法、そして個人事業のメリット・デメリット
です。